こんにちはLioです。
今回はイギリスのモン・サン・ミッシェルと呼ばれるセント・マイケルズ・マウントをご紹介いたします。
コーンウォール地方ペンザンスに関するまとめ記事は下記となります。
ご興味があれば是非!
セント・マイケルズ・マウントとは
フランスにあるとても有名な世界遺産といえば、モン・サン・ミッシェルです。
水に囲まれ、堂々とそびえ立つ修道院を1度は訪れてみたいという人も多いはずです。
そんなモン・サン・ミッシェルを彷彿させるような修道院が、実はイギリス南西部のコーンウォール地方にもあるんです。
それがセント・マイケルズ・マウントです。
Wikipediaを確認すると、12世紀初期に建てられた建物で現在も人が住んでいるようです。
2011年のこの教区の人口は35人である。ナショナル・トラストによって管理されており、約1650年以来、城と礼拝堂はセント・レヴァン男爵セントオービン家の所有である。山頂の初期の建物は12世紀のものである。
wikipedia.com
不思議な共通点
イギリスのセント・マイケルズ・マウントはフランスのモン・サン・ミッシェルが建てられてから200年ほど後になって建てられたとされています。
どちらの修道院も聖ミカエルを祀った修道院でまた、聖ミカエルの山という意味を持つモン・サン・ミッシェル(Mont Sant Michele)は、英語にするとセント・マイケルズ・マウント(Saint Michael’s Mount)となることから、単に似ているだけの関係性ではないことが伺えます。
さらに、驚くことにこの2つの修道院は同一線上に位置しており、モン・サン・ミッシェルから船に乗って真っ直ぐ北上するとセント・マイケルズ・マウントにたどり着くそうです。
セント・マイケルズ・マウントの見所
最初の見所はやっぱりCause Way!
このCause Wayは干潮時になると海の中から現れる石畳の道です。
この道を歩いて島まで行くことが出来ます。
約15分の道のりで1本の石畳の道が海の中から現れる様子と、その道がセント・マイケルズ・マウントへと繋がる様子はとても美しく、神秘的です。
*もし満潮で道がない時はボートで移動できます。
また干潮の時間はリンク先より確認出来ます。

次はThe Giant’s Heart (巨人の心臓)とThe Giant’s Well (巨人の井戸)です。
セント・マイケルズ・マウントには島の人々を困らせていた巨人を一人の少年が退治したという伝説があり、言い伝え通りの落とし穴と「巨人の心臓」と呼ばれる石も残っています。
そして最後はベネディクト修道院。
この場所は11世紀頃にベネディクト派修道院の礼拝堂が建設されるまでは、ケルトの聖地として多くの巡礼を集めていた場所で、半分修道院、半分砦という面白い構造をしています。
外観はまるで古城で中に入ると礼拝堂や庭園などがあります。
また修道院から見るマラジオンの街とCause Wayはとても美しく、必見です。
情報・アクセス方法
セント・マイケルズ・マウントは季節により閉鎖されていたり、時間が変わったりするのでかならずリンク先でご確認ください。
*例えば例年1月1日から2月15日まで閉鎖中です。
セント・マイケルズ・マウントへはペンザンスからバスまたはタクシーでアクセスすることが出来ます。
特にバスはシーズンによりスケジュールが変わるのでバスで訪問する方はリンク先より必ず確認することをおすすめいたします。
乗車するバス停は「Penzance」
降車するバス停は「Godolphin Arms, W End」となります。
最後に
いかがだったでしょうか。
イギリスのモン・サン・ミッシェルと呼ばれるセント・マイケルズマウントをご紹介しました。
日本ではあまり知られていませんが、とても魅力的な場所です!
是非、ロンドンから足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。