こんにちは。Lioです。
今回は仏教の四大聖地であるサルナートを紹介したいと思います。
サルナートへのアクセス
サルナートはバラナシから約10キロ離れており、オートリキシャー、乗合リキシャーなどでアクセスすることが出来ます。
オートリキシャーでは大体往復400−450ルピーほどです。
乗合リキシャーだと往復100ルピーほどで行くことも可能ですが、何度か乗り継ぐ必要があるためオートリキシャーでの移動をおすすめします。
所要時間はだいたい30分ほどになります。
サルナートとは?
仏教の四大聖地のひとつであるサルナートは悟りを開いた釈迦が初めて説法(初転法論)を行った地とされています。
別名、鹿野苑と呼ばれておりダメークストゥーパ、サルナート考古学博物館、ムルガンダ・クティ寺院などがあります。
ムルガンダ・クティ寺院
ムルガンダ・クティ寺院はサルナート遺跡群の東側に位置しています。
寺院の中には金色に輝く本尊と、日本人絵師の野生司香雪氏によって描かれたブッダの生涯を題材にした素晴らしい壁画があります。
中はとても静かで落ち着いた雰囲気になっていて、私は15分ほど何もせず静かな気持ちになることが出来ました。
ちなみにお寺は11:30~13:30の間はクローズとなりますので訪問時間には気をつけてください。

ダメーク・ストゥーパ
ダメークストゥーパは6世紀にアショカ王によって建立され、高さ約43.6m、直径約28mあります。
また中には公園のようなエリアがあり、そこには多くの遺跡が残っています。
今でもこのエリアは多くの僧侶・巡礼者で賑わっています。
敷地内への入場チケットは200ルピー
ちなみに私が行って時は何故か中に入ることが出来ませんでした。
周りにいる人にも確認したのですが、皆口を揃えてわからないと言われ、結局諦めることになりました…
サルナート考古学博物館
ダメークストゥーパから道路を挟んで反対側にあるサルナート考古学博物館では、サルナートのエリアの出土品を展示しています。
博物館の入場料は5ルピー。
特に必見なのはインドのお札にも描かれている、アショカ王の石柱の柱頭と最高傑作の仏像と言われる初転法輪像です。
また博物館の中は冷房が効いているので休憩するにもぴったりな場所です。
最後に…
サルナートはバラナシからも離れておらず、非常にアクセスが良い場所です。
多くのインド旅行者の方々はバラナシに来られると思うので、是非足を伸ばしてみる事をおすすめします。
ヒンドゥー教の聖地であるバラナシに滞在し、仏教の聖地であるサルナートを訪問して、その違いを感じることもまたインド旅行の醍醐味かもしれません。